ペドロ&カプリシャスは、1970年代を中心に活躍した日本のラテン・ポップグループです。ラテン、ボサノヴァ、ジャズなどの要素を取り入れた洗練されたサウンドと、日本語の抒情的な歌詞を融合させたスタイルが特徴です。グループ名は、リーダーでベーシストのペドロ梅村(本名:梅村学)が中心となって結成されたことに由来します。
「別れの朝」は、彼らの代表曲のひとつで、1971年に発表されました。この曲でボーカルを務めたのは初代ボーカリストの前野曜子。情感豊かな歌声と、哀愁を帯びたメロディーが見事に調和し、多くの人々の心をとらえました。原曲はオーストリアの歌手ウド・ユルゲンスの「Was Ich Dir Sagen Will」で、これに日本語の歌詞がつけられたものです。
ペドロ&カプリシャスはその後もメンバーチェンジを重ねながら、「ジョニィへの伝言」や「五番街のマリーへ」など数々のヒット曲を生み出し、日本の歌謡界に独自の足跡を残しました。
別れの朝用Inst音源
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